橋本麻里さんの熨斗目
婦人画報新年特大号に、橋本麻里さんがなか志まやでお求め頂いた着物、帯、小物で登場されています。
着物は柳崇さんの段熨斗目、帯は勝山健史のアブリオッツォレース文。記事にも書いてありますが、約2年お待ち頂いた着物です。
従来なら日本的な古典柄の帯を合わせたい処ですが、橋本さんの発案で勝山さんのこの柄を合わせてみると、染織の取り合わせに大陸性を感じるようになり、橋本麻里さんらしい和装になりました。
となりのページには誉田屋源兵衛さんの熨斗目。源兵衛さんの処に、こんな優しい色目あったけ?と思いましたが、なか志まやの着物は男性的取り合わせ、源兵衛さんのところは女性的で優しい取り合わせ、一貫性のある好みを、上手に色や柄を替えてお選びになる目は、さすが数々の美術品で目を養われてきた橋本さんです。
NHKの国宝や歴史番組、最近では刀剣の展覧会のこと、雑誌ブルータスでは、にわか日本美術ファンにいろいろと教えて貰ったりもしていて(twitterでも色々情報を頂いています)、そんな橋本さんにきものを着て登場して頂けるのはありがたいことです。益々のご活躍を期待しております。
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