日記・コラム・つぶやき

2019年2月 9日 (土)

麻布 なか志まやの形が少しずつ見えて来ました。

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徐々に店の形が見えて来ました。三人展で代官山や名古屋で、なか志まやを創るエネルギーの数倍必要で引っ越しすることの大変さを痛感しています。

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新宿ではなかった自然光が入り、反物もより美しくみえるはずです。
新作も入荷し始めて、麻布 なか志まやでは、これからの呉服を考えた新しい側面をご提案出来ればと意気込んでいます。あとは体力と気力の問題ですね。漠然としていますが最後は神頼み。
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麻布 なか志まやのオープンは3月初旬になりそうです。

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2019年2月 3日 (日)

麻布への引越し途中、まだまだ道程は長い。。。

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麻布への移転、まだまだ佳境はこれからですが、なか志まやのシンボリックな画(ゴトウヒロシ画)なども今日運び込んできました。

麻布 なか志まやでは畳のある和室もあるのが、新宿とは大きな違いになります。このように『床の間と違い棚』という和の様式も店の中に入ります。勿論、新宿でも使用した杉板の飾り棚、木のテーブル、桐の箪笥などは麻布でも使用して、そこは新宿と同じく板の間になります。

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画像の墨画は、故 岸野忠孝作、染織家 志賀松和子さんの為に描かれた『松』の画です。これを何かにします。その他、床の間に掛ける掛け軸と、岸野忠孝さんのご子息 岸野承さんの木像作品と、岸野忠孝さんの墨画との『取り合わせ』などを店に飾る予定です。
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移転SALEの整理、仕立て出し、新店舗に向けての仕入れと発注、引越しの荷造りと、山盛りにやる事があって中々ハードです。そんな中、『麻布』という名の土地に移転する意味を、新しいなか志まやでは表現したいとイメージしていたのですが、『ある方』にそのイメージにピッタリのである『布』を移転祝いとして頂きました。それを拝見して人前で涙が溢れました。
本当にありがたいことです。

それが何なのか、また完成しましたら、またご報告致します。準備は頑張って進めていますが、、、如何せん独りでやることで、オープンが少し延期するかもしれないと不安です。。。。が、何とか頑張ってみます。

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2019年1月23日 (水)

御礼

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20日に無事に移転セールを終えました。
本当に沢山の方にお越し頂きました。
そして初日の大混雑でお客様にはご迷惑をお掛けしたと思います。それでも、暖かいお心で我慢強く色々お待ち頂けました事も本当に感謝致します。ありがとうござました。

北は岩手県から、南は鹿児島県まで津々浦々、ご来店を頂きました。
初日の想像を越えた混雑の中、お客様自らお買上げ合計明細のメモを書いて、中島に渡してくれたお客様も何人もいらっしゃいます。

こまもの玖の渡邉さん、スタッフの後藤さんに助けがなければ前半は乗り切れませんでした。たまたま納品に来た問屋さんも帰るに帰れず接客を手伝ってくれました。
四日目以降、もう無いよねと言いながらも『残り物には福がある!』とは良く言ったもので、ご満足して貰える品物を選んで頂けたのも幸いでした。

全ての人に助けられた思っております。本当にありがとうござました。

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1月4日から20日まで走り続けましたので、ちょっと今、死んでます。ただ、胴裏や八掛の色決めや、先に仕立てに出すものなどの手配で死んでられません。それと、引っ越し作業もあるので催事の時とは別な意味でパニクってます。
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『色出しの間違えがないように、慎重に進めてます。』
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新宿なか志まやは、1月21日からお休みを頂き、2月下旬オープン予定の、麻布なか志まやに向けて色々と準備をさせて頂きます。2月初旬くらいまで、新宿平井ビルで採寸、着付け、納品、発送をおこなっていますので、電話番号はこのまま使えます。メールや携帯はずーと同じです。今まで通りお問い合わせ下されば幸いです。

麻布なか志まやの情報をお伝えする案内も作らねばなりません。お客様にはご案内を発送致します。SNSでも、出来るだけ発信致します。数日何も無い時は、パトラッシュ状態だと思ってお許しくださいませ。

次は麻布という土地で、皆様をお迎え出来るよう精一杯準備して行きますので、またオープンしましたら、是非遊びにいらして下さい。心からお待ちしております。
ご縁のあった皆様、本当に本当にありがとうございました。そして23年間、なか志まやを支えてくれた平井ビルに感謝、本当に本当にありがとうござました。

なか志まや店主 中島寛治

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2018年12月30日 (日)

2018年、今年も本当にありがとうございました。

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新宿平井ビルでの最後のお正月のお花が入りました。
今年も立派な花を澤田晃映(澤田佳与子)さんに活けて頂きました。もう20年近いお付き合い、店の花は勿論、外でのイベント、京都祇園祭での『なか志まや 西へ』、福岡での『二人展』、岐阜郡上での『郡上山房展』など、展示会場に花を活けてくれました。明日大晦日、なか志まやの最後の仕事は彼女の着付け。夜に神田明神でイベントがあるそうです。

来年になると11日(金)から移転SALEになるので、店内のこうした展示風景もあと僅かです。郡上での展示会をして、木工作家の川合優さんと出会い、この着物什器を作って貰いました。150年の秋田杉から4枚採りしてくれています。いまは良い経年変化がみてとれます。

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麻布に移転しても、この着物什器とテーブル。そして桐の棚は使う予定です。まだまだイメージが固まらないのですが、畳の部屋がこの新宿のスペースに付く感じですので、いまのスタイルと昔の呉服屋さんのスペースがあるような
感覚ですね。

今度は自然光で反物の色を見れます。いままでお客様には外で見て頂いたりとご不便をお掛けし申し訳なかったです。そして畳の部屋ではゴロリ!と出来ますので、新宿での窮屈さは解消されると思います。

さて、、、今から澤田さんの着物を出して、アイロンを掛けて明日の着付けの準備です。最近はお客様の着付けをすることは、めっきり少なくなりましたが、なにせ20年以上お客様の着付けをして来ましたので、手は大丈夫!下手に練習すると色々考えてしまうので明日は一発勝負でびっしり着付けします。

今年も多くの方と新しいご縁を頂きました。ありがとうござます。そしてもう何十年とお付き合い頂いてるお客様、今年も本当にありがとうございました。
来年は大きな変化の年になります。この歳になってもまだまだ至らない事が多く、本当にお客様に助けて頂いてここまでやって来れました。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

どうか皆様にとって、来年も佳い年になられることを心から祈念しております。
健やかで穏やかなお正月をお迎え下さいませ。
来年は3日より始動しております。なにかございましたらメールでお知らせ下さいませ。

それでは皆様、良いお年を。


なか志まや 中島寛治

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2018年9月28日 (金)

名古屋三人展にご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。

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お礼が遅くなりました~!申し訳ありません。

名古屋三人展にご来場して頂きました皆様、本当にありがとうございました。
今回もお選び頂いたもの、すべて自信のあるものばかり。仕上がり迄今暫くお待ちくださいませ。

会期中は雨模様を心配しておりましたが、全日ほぼ30度を越える夏日で、そのせいか、いつもよりお着物姿で来場して頂ける方がすこし少なかったように思いますが、私も途中から絹の夏ものを着てしまう有様でしたので、これから秋単衣の素材も、より薄く軽い絹もの、または新たな交織素材が必要だなとますます感じております。
来年は3月、また精進しまして皆様に良いものをお見せ出来るように頑張りますので、今後ともどうか宜しくお願い致します。

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名古屋のあと、京都~大阪と脚を伸ばし今回は大阪の二つの塔を見て来ました。
メインは太陽の塔の内部へという、個人的に一大イベントをして参りました。約5ヶ月前に予約して、48年ぶりに太陽の塔の内部。ここでは多くは語りませんが、何処かで共有出来る方がいらっしゃいましたら、また熱く語り合いたいものです。
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京都では、祇園・喜心へ。いま流行りの白米の『煮えばな』を頂いて来ました。
ちょうど昨年の同じ日に来店していて、一年ぶりです。白飯が美味い!というだけで、全てが幸せになってしまう私には、本当に贅沢な瞬間です。

東京の店も再開しております。9/30(日)、10/1(月)と出張がありますが、あとは東京におります。10月中旬に、なか志まやで新作展も予定しておりますので、新宿御苑前の方にも是非お越し下さいませ。ご来店をお待ちしております。

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2018年6月23日 (土)

大麻布 江戸更紗 生平麻 呪術的布

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大麻布(麻世妙)に江戸更紗染めの長着です。
生地は誉田屋製、染めは一衣舎、仕立ては勿論、別染め航空絹布による総居敷当付、水洗い仕様、一衣舎製。

大麻布は、本来、日本人の歴史で一番古くから親しんで来た、そして神道においては欠かす事が出来ない布、しかし日本人が忘れてしまった(忘れさせられた)自然布です。布に呪術的な想念が入った古代~中世と、今の科学的な現代とは状況は違いますが、着手にとって様々な守りになってくれればと祈念する長着になりました。

半幅帯は生平麻地。お稽古でガンガン着たい!とのご要望で誂えています。


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2018年6月18日 (月)

ありがとうございました!

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『夏もの、そして秋単衣展』終了致しました。
ご来店頂きましたお客様、本当にありがとうございました。どれも良いものを選んで頂けたと自負しております。仕上がりまで、どうか楽しみにして頂けましたら幸いです。

秋単衣にお勧めしていた紋風通毛万筋のお召がとても好評で安心しました。小格子風通と共に、なか志まやの定番として大切に扱って行きたいと考えています。

18日(月)はお休みを頂きます。19日(火)より平常営業に戻りますが、
仕立て、納品等で店を留守にすることもあります。ご来店の前に営業の確認をして頂けましたら幸いです。基本は12時からですが、先に予約頂けますと対応させて頂きます。

そして、夏もの、まだまだ良いものが揃っております。急ぎのお仕立てにも、出来るだけ対応させて頂きますので、展示会同様どうか気軽にお出かけくださいませ。
お待ちしております。

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2018年6月 3日 (日)

絹織りもの、さらなる高みへ

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絹織物のさらなる高みを求めて、志賀松和子さんと京都の西に行って来ました。画像の糸は、偏平糸生糸。ここからどうするかが、織り味に大きく影響します。最近の合い言葉は『むっくり』です。


美しい絹について、日本には素晴らしいスペシャリストがいらっしゃいます。その方がのお知恵とご協力を頂きながら、志賀松さんの作品はさらなる高みに向かうと思います。

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2018年5月13日 (日)

織司なかむら西陣お召

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織司なかむらの風通織西陣お召を単衣仕立てに。
モダンな違い縞の並びが魅力、経て糸5500本、お召緯をきちんと使い、しなやかでドレープの美しい反物ですが重層的でしっかりとしています。
いかにも縮みそうなお召しまがいなものとは全く違います。定番で長く扱ってきましたが、機にあたる方の高齢化で生産が難しくなってきました。


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2018年4月17日 (火)

4月の営業日のお知らせ

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4月営業のお知らせ
17、18日、20日、26日、30日とお休みを頂きます。

19日は、15時から営業いたします。あとは基本、12時から営業していますが、出張や悉皆廻り、納品など店を留守にすることも多いので、誠に恐縮ですが、ご来店の際は営業日をお問い合わせ下さいますようお願い致します。

ぜえぜえ言いながら、棚等、什器などは店に揚げました。明日の商品到着、段ボールが大変です;;;。

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