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2018年10月16日 (火)

洛風林製『日月文錦袋帯・改』と志賀松和子『杉綾・改』

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なか志まや秋冬新作展 
10月19日(金)~26日(金) 
なか志まやにて 12時~19時

『改 シリーズ』
着物 志賀松和子 杉綾織着尺 改
帯  洛風林   日月文錦袋帯 改

着物、帯ともに今迄定番として織っていたものに改良を加えたものです。
志賀松さんの着尺は緯糸の精錬を変えることで、生地のしなやかさを増しました。色は白から灰にいく過程とでも言える色目。画像だとヘリンボーン(杉綾縞)があまり分かりませんが、光の加減、布の動きで縞が浮かんで来ます。

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洛風林の日月文錦は、初代堀江武さんの頃から作られている定番の帯で、なか志まやは勝山健史さんが制作されるようになってから扱っております。
今回は銀丸に改良を加え、勝山さんが彼の作品でも使う銀箔を使用しています。金にしても銀にしてもギラつかない静かな佇まいをしていて、横からみると地色と同化してしまいくらいに光の加減が微妙に揺らぎます。

実際にこういう無機質的な着物と帯の取り合わせでお召し頂くことはないかもしれませんが、『練緯の布に、簡素で柔軟な錦と、消え行く引き箔』という装いは個人的に思い入れがあります。
引く箔を作っている職人さんは、京都ではもう2軒ほどらしく、その存亡が危ぶまれています。昨年の夏にわたしも工房をお邪魔しましたが、彼の箔がないとこの日月のニュアンスも全く違うものになってしまいます。
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