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2011年12月 4日 (日)

魯山人と山下清と山中漆器と来年の愚浄山房展

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11月末、新作展を数日後に控えながら、加賀市の山中漆器、たに屋の小谷口剛さんを訪問してきました。
twitterで初めて小谷口さんを知ってから、その博識ぶり、漆器に対する姿勢に勝手に共感を覚え、いつかお話を聞いてみたいと思っていたのでした。

思えば、染織以外の作家さんで、工房を訪ねたのは小谷口さんが初めてのような気がします。
彼が作る応量器の美しさに惹かれたのが、漆器に興味を持ち始めたきっかけなのですが、工房を拝見して様々な漆器を見ていると、その美しさの他に、素晴らしく機能性を持った器なのだと実感できました。

来年5月に郡上八幡で予定しています、第2回『愚浄山房展』に工芸の方々にも参加して頂こうと企画していまして、小谷口さんもそのお一人なのです。衣食住とよくいいますが、そろそろ食する事、住まう事との繋がりを深めて行きたい年頃になったのでしょう(極めて遅いですが;;

小谷口さんの漆器につきましては、これからここでも紹介して行きたいと思います。
自分自身が、漆器の『いろは』のいも知らないもので、ただ感覚的に美しい!というこの一点から始っていますので、来年5月にむけて、勉強をしたい所存です。

加賀市で宿泊したのが、たに屋の漆器を使われている『白銀屋』という宿です。


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ここは魯山人所縁の宿で、今は星野リゾートの経営になっているようですが、ここに魯山人の書と器が展示されたギャラリーがありました。魯山人のことは正直詳しくないのです。漫画『美味しんぼ』海原雄山についての方が寧ろ知っていると言う体たらくですが、ここで見た魯山人の器にはじめて、『これ欲しいな〜!』と思ったのです。それがこの画像。よこにあるのが魯山人が書いた白銀屋の看板。


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魯山人が陶芸に開眼したとされるのが、ここ山代の地でその当時の白銀屋店主と意気投合して、この宿に幾度も逗留したようです。陶芸を教えたとされるのが九谷焼の初代須田青華で、その作品も展示してあります。目を引いたのがこの画像、山下清です。


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おもわず、染色家・仁平幸春氏が描いた4歳画のピカチュウの絵を思い出したのは、個人的な話で分かり辛いですね。

雪が降る前に、群馬、長野、金沢と車での強行軍はかなり疲れましたが、大きな収穫となりました。


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