2018年8月13日 (月)

一見中途半端

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単衣や夏向きな組織なのにモール糸使いの帯。
どっち付かずで中途半端な雰囲気がしますが、この帯組織ゆえに帯自体は非常に軽い。暑い時は勿論ですが、通年軽い帯は有り難いものです。

白っぽい夏、そして秋単衣前半を終えるとあっという間に色目が濃くなっていく秋単衣後半から秋冬。実際の気候は中々それに沿ってくれませんがそんなとき、こういう帯が役立ちそうです。

秋単衣前半後半は白っぽいグレーの着物、まだ暑い袷の時は濃いグレー着物で。グラフィカルな帯をモノトーンに決めて活動的にお召し頂きたい帯です。


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帯組織のアップ画像です。爽やかにするには白芯を、袷の季節をメインに考えるなら、グレーの色芯を入れるのも手だと思います。

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2018年8月 9日 (木)

勝山健史さんの新作帯

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着物 染め小紋
帯  勝山健史
帯締・帯揚 和小物さくら

秋単衣後半からの装いでも、袷仕立てにされても良いノーシーズンな取り合わせです。小物はこの組み合わせでは一番ニュートラルに青を効かせていますが、秋冬ならば茶味や白味、春ならば水色やクリームなどの色を挿して、季節感を添えてみるのも良いと思います。


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モフモフとモクモク

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着物 白鷹板締め絣着尺
帯  祥雲文染め帯

板締めの反物を触ると両端が『モフモフ』していて触り心地が良いのですが、着心地はサラリとしているので10月最初の袷に向いていると思います。
シャきりとした地風の帯地は、秋単衣後半から袷の季節お締め頂けます。


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2018年8月 6日 (月)

秋単衣後半から10月へ

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秋単衣後半から10月に掛けての装い

着物 織司なかむら 小格子/縞・風痛織
帯  代島光子   草木染め・吉野織九寸


今迄の衣替えのルールはもう既に通用しない時代だと思います。式服を覗き10月も単衣と袷が混在するようになるでしょう。
着物は無理でも、長襦袢を始め、帯枕、帯板等々の和小物の洗濯性(自宅で手軽に水洗い)がさらに重要になりますね。

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2018年8月 1日 (水)

単衣の装い 勝山健史・京都小阪・京都さくら

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着物 勝山健史 綺芙織生絹
帯  京都小阪 李朝皿文
帯締 京都さくら 手組笹波組

単衣の装いです。艶と張りがある勝山健史さんの綺芙織生絹の着尺を単衣に。帯も張りのある地風で単衣から締めて頂くにはちょうど良く、静調で知的な染め帯になっています。秋単衣を想定して、帯締には緑を入れてみました。

素鼠、鉄紺、薄藍、白汚し、薄緑とすべて日本らしい色の取り合わせです。

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灰と桃

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着物 斜め縞/灰桃
帯  型絵染/生紬


グレーとピンクの相性が良いというのは、1970年代後半、当時のプレッピーファッション(ポパイかメンクラという雑誌で)に初めて教わりました。ピンクのボタンダウンをブルックスブラザーズで購入(高かった;;;一ヶ月の下宿代と同じくらい)したのは良い思い出です。(田舎から東京に来て、はじめて青山のブルックスブラザーズに入るのは、死ぬ程勇気が要りました)

ゆるキャラのような文様に癒されながら、この暑い夏を乗り越えて九月からお召し頂きたいですね。

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2018年7月31日 (火)

日月 染め帯

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染めの帯 日月文 仁平幸春

昨夜は綺麗なお月様でした。全国の天候が早く落ち着きますように。

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2018年7月28日 (土)

秋単衣への準備

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全て、『染めの着物と染めの帯』の取り合わせになります。染めの着物は小紋染め、細かな縞やドットとなります。染めの帯は型絵染め、生地も座繰生糸、生紬、紙布など、秋に向いながらも、まだ余熱ある季節に合うような素材となっています。

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2018年7月24日 (火)

染めの着物に染めの帯 秋への準備

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秋への染めものです。
着物 ドット柄染め小紋
帯  吹き寄せ柄染め名古屋

どちらも定番で染めている着物と帯ですが、黒地だった染め帯を今回は茶系にしました。ドット柄の小紋もベージュで目返しして、グレートーンに茶味を足しています。

吹き寄せの染め帯は黒地もそめられますので、気軽にお問い合わせくださいませ。連日の40度近い気温でとても秋もののことなど考えられないかもしれませんが、そろそろ秋のお仕度の準備です。


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着物 緯よろけ縞 なか志まやオリジナル
帯  吹き寄せ柄名古屋帯 塩瀬黒地
2点とも昨年に制作したものです。

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2018年7月15日 (日)

志賀松和子さんの絹織

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美しい絹織物をずっと追い求めて、一つの完成形がまた出来上がりました。経て糸は偏平糸生糸、緯糸は半練糸の組み立てです。(画像では裏側が見えています)
生絹(経生緯生)の平織り、次に綾織り、そして撚糸、精錬など、染織家でありながら、化学者の立場でも研究を重ね、絹研究の同志を尋ねて自分の作品を作られて来ました。

この反物は『むっくり』、生地を触って頂くと分かるのですが、生絹使いでありながら生地のふくらみを感じます。それがとても心地よい。垂らすとなんとも言えない光沢感が無地絹織物でありながら、品格とドレッシーさを感じて頂けるはずです。

志賀松さんの作品を当初から仕立てて頂いている一衣舎の木村先生にも、最高の布とお褒めを頂きました。

次作の色は『大理石ホワイト』と『シャンパンベージュ』、糸質も組織もさらに新しい試みにチャレンジしています。

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